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2011年 06月 16日 ( 1 )

6/15(水) 寺子屋レポ

6/15(水)18:00~21:30
『俳優って?を考え続けてゆくための寺子屋』
@清沓仲通会議室・洋室1

【進行】
■この一週間で受けたWSについて軽く説明してみる
■現在の身体状況を言葉にして垂れ流す×3

■壁に身体の表面の全てを触れさせようと試みてみる
■椅子を利用して、下半身を中心に色々と刺激を与えてみる
■二人一組になり、チューブを利用して色々な身体の伸ばし方を探ってみる
■フィードバック

■チューブを利用して、色々とな部位の強化運動の方法を探ってみる
■緊張・弛緩のメリハリと、肚の感覚&意識のフォーカスの絞り方についての強化訓練

◆休憩

■自己実況①(フラットな状態で、意識のフォーカスを内⇔外で交互に)
■自己実況②(どこか行ったことのある場所をまずイメージし、そのイメージを持った状態で意識のフォーカスを内⇔外で交互に)
■自己実況③(一度も行ったことのない場所をイメージして、②の時と同様にフォーカスの出し入れを行う)
→フィードバックしつつ、先の自己実況での体験を参考にしつつイメージの強化を試みてみる
→もう一度、自己実況③
→フィードバック

【ふりかえり】
今回の寺子屋は、ここ一週間のうちに自分が参加したWSなどの経験を早速活かしてみるつもりで臨んでみた。
個人的に「うまくいったな」と思えたことも、「全く思うように心も身体も動くことができなかった」と悔しい思いもしたことも、その全てをこの寺子屋の場へと活かす材料としか考えずに取り組んでいった訳である。

結果として、これまでの自分が行ってきたWSとはまた違った視点からのアプローチのエクササイズがあの場のあの瞬間で見事に生まれてきたので、この試みは成功であったなと思えた。

中でも「空間のイメージ+自己実況」というエクササイズはここ最近のワークの中で行った中では一番のヒットだなと思えるものだった。
稽古場などの今いる場所以外の空間をイメージしながら芝居をしなければならないのはまあ、ほとんどの演劇作品において該当することなのではないかと思う。
しかし、このイメージというものは、身近な環境であるならばさほど苦労せずともある程度の強度を持ったイメージを持ちつつ芝居を行えるのではないかと思うのだが、例えば、一度も行ったことのない場所や体験したことのない環境をイメージせねばならなくなった際には、なかなか身体が実感するような状態にまで鮮明にしてゆくのは大変な作業だと思う。

そこで自分が考えたのが、どんなに強度が弱くてもいいので何かしらの場所に対するイメージを持った状態で「自己実況」のエクササイズを行ってみる、というものだった訳だ。

これを行うメリットというのは、まず「イメージが一枚絵ではなく、リアルタイムで変化し続けるものとなる」点にある。
また、「今の自分の持つイメージのどこが薄いのか」についても、言葉の出てき方によって露わになってくるという点も、このエクササイズのいいところだと思う。
それができれば、このエクササイズを一度行ってみた後に「どこのポイントが薄いのか」についてのフィードバックをしてみることで今の自らのイメージの強化ポイントをあぶり出し、そこを重点的に具体化させるように仕向けてゆけばよくなる訳だから、かなり効率よくイメージを強化させてゆくことができるのではないかと思う。

ただ、まだまだこのエクササイズには色々と発展の余地がありそうなので(例えば、そのイメージした空間で何かしらのドラマを展開させてみて、それを意識のフォーカスを内⇔外と出し入れしつつ実況してもらう、など)、今後勉強会の方でこれをテーマにして追究してみようかなと思っている。

本来、あまり実験的なエクササイズは寺子屋の場では行わないようにしているのだが、今回のようなその場での閃きのようなものは大切にしてゆきたくもあるので、今後もその場で生まれたものを怖れることなくちゃんと向き合える覚悟だけは持ってゆけるようにしたい。
by syohousen | 2011-06-16 22:42 | レポート(主催)