2010年 08月 30日 ( 1 )

本当に「理解して貰えない」だけなのか、

自分とは違う業種なり世界の人から誤解を受けている、と思っている人は、
まず自分が他の世界の人達に対して偏見なり誤解を抱いていないかを
自らよく省みてみた方がいいんじゃないかって気がする。

よく知らない世界のことは誤解してしまう方が自然なことであって、
だから、もしその認識のズレを修正したいのであれば、
まずは自分から歩み寄っていかねばならないと思うからだ。


だいたい、「自分のやっていることはいつも理解して貰えない」
という発想自体、
当事者意識に欠けた無責任な発想なんじゃないかと思ってしまう。

理解を得られないのは、得られないだけの理由がある訳で、
何者かが世間からの目線をそういうベクトルに持っていこうと
意図的に誘導した結果では決してないのではないか。

それはたぶん、自分があまり知らないジャンルに対して抱いている
誤解や偏見に気付いた時のことを思い出してもらえば分かるはず。

おそらく大抵の場合、ただ何となくで入ってきた情報を元にした
知識を駆使して作り出した個人的なイメージを
そのジャンルに当てはめて話したりしているだけだし、
人によっては、むしろ知識に乏しい状態でありながらも
何とかその人に話を合わせようと努力すらしている時もある訳で
(その努力がいいか悪いかはまた別問題として)、
そこに悪意があるかと言われれば
特段そんなつもりもなかったりすることの方が多いんじゃないか。


ならば、所在のはっきりしない誰かに責任を押し付けて
ただ愚痴ったりするよりも、そのお互いの認識のズレを
どんな形でもいいから修正してゆけるよう努力してゆく方が
遥かに建設的だし、そうしてゆかねば事態は変わらぬままだと思う。


まあ、理解を求めたり誤解を解いたりすることは本当に大変だし、
それを身近なところから働き掛けてゆくにしてもあまりにも地道過ぎて
どうしても投げ出したくなってもきてしまうけれども、
そういう地道な一歩を積み重ねていかなければ遠くには行けないのだから、
我慢強く、働き掛け続けてゆくしかないのだと思っている。

きっと、大きな流れを生み出すにも、
そういった小さな積み重ねがあるかないかで全然違ってくるはず。


またもし、自分が誤解や偏見を抱いているなと、
そう思い当たるものがあるならば
それについてよく調べてみるのもいいのかもしれない。

ひょっとして、そういうところから何かしらの発見や、
現状の解決の糸口が見付かることもあるかもしれないのだから。
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by syohousen | 2010-08-30 15:49 | ものの見方・捉え方について