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2/8(金) 文化庁芸術家派遣事業 「ももゴリダンスの作り方」レポ

2/8(金)10:00~11:30
ARC>T 文化庁芸術家派遣事業 「ももゴリダンスの作り方」
@ちゃいるどらんど六丁の目保育園

■ファシリテーター:千田優太

ダンサーであるゆうたんこと千田優太さんの補助。

ゆうたんの現場へ補助として入るのはこれが初めてだったのだけれども、なんとも不思議な感じで、とても自由な空気が流れていたように感じられたのは、おそらく彼の持つ人柄やスタンスの取り方が大きな要因となっていたのだろうなと思います。
まあ、今回のメンバー構成が仙台シアターラボの野々下さんをはじめとしてかなり濃かった、ということもあるのだろうけれど、しかしだからこそ、リーダーであるゆうたんのファシリテートが重要になっていたはずで、あれだけの面子を烏合の衆にさせず、しかし各人のやりたいようにやらせてもいたあの進行は、自分としても非常に参考になりました。

ただ、今回の相手は未就学児である2~5歳の子供達。
ゆうたん自身もあれだけ小さな子供を相手にしたWSは初めてであったとのことで、事前に「もしかすると遊ぶだけで終わってしまうかもしれないけれども、それはそれで得られるものがあるようなプログラム内容にしてある」と言っていたように、苦戦するであろうことは想定しておりました。

実際、序盤はだいぶお互いの間ですれ違いが起こっていたのは事実であったと思います。
がしかし、やっぱり全体の構成がよかったというか懐の深いワーク内容であったためか、最終的にはいい空気感の下、あの空間でしか体験できないような時間が流れている状態にまで至っていたように感じられました。

導入で躓いたとはいえ、途中でしっかりと、しかもごくごく自然な流れでリカバーし、そこでしか得られないものを盛り込めてしまうのはさすがだなと。


自分個人としても、色々と学ばせてもらえることの多い、よい時間でした。
また、序盤の躓きについても自分なりに分析してみたので、今後自分も同じような条件で臨む機会ができた時にはこの経験を活用できるだろうなと思います。

やはり、自分とはまた違ったタイプのファシリテートに触れることはとても大切なことだなとつくづく実感してます。
このような機会を与えてくれたゆうたんには心より感謝です。

本当に、ありがとうございました!
by syohousen | 2013-02-13 01:05 | レポート(スタッフ参加企画)
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