11/17(土) こどもがつくるまち「Piccoliせんだい」 初日レポ

11/17(土) 「Piccoliせんだい」こどもがつくるまち 初日@宮城野区文化センター


千田みかささんの紹介により、サポーターとしての参加をさせて頂いた「Piccoliせんだい」。
今年3月に10-BOXにて行われた際に1時間だけ見学させて頂いたことがあったのだけれども、その時にこの企画に対して感じていた大きく拡がってゆくであろう可能性のようなものを形にしてゆくための一助を担えるのであるのならば喜んで、ということで参加を決心しました。

そんな思いを持って参加したピッコリせんだいの最初の大仕事は、この2日間で行われる「こどもがつくるまち」の仕組みについてを、実例を挙げながら集まった子供達へ説明してゆく「説明劇」を演じることでした。
実を言うと、この直前まで自分は関東の方へいたために、この説明劇の稽古へは一度も出ることができず、この日の朝に軽く段取りを打ち合わせただけで行わなければならなかったという、ほぼぶっつけ本番の状態で臨まねばなりませんでした、、、

結果はというと、やはりというかなんというか、段取りを追うことでいっぱいいっぱいになってしまい、はっきり言ってしまえば俳優として不本意な内容となってしまった、というのが正直なところ、、、
とはいえこの説明劇を行うにあたって最低限必要な要素であった「このまちの仕組みについてをわかり易く伝える」という点については実現できていたとは思うのですが、、(というか、そこもできていなければお話にならない訳で)。

まあ、そこは完全に自分の稽古不足が問題であった訳で、事前準備の時間さえ取れれば解決できる部分が多分にあるのでそんなに引きずっていても意味がないとは言わないけれど、これからに繋がる要素を求めるのだとすればもっと違った目線で以て今回のこの説明劇の反省点を焙り出した方がいいのだと思うので、準備不足以外の問題点に目を向けてみたいと思います。

今回行ったこの説明劇、たしかに試みとしては面白かったし、これによってただ言葉でだけで説明するよりもより具体的に立体的に、このまちの仕組みを理解するきっかけとなれたのではないかとは思ってます。
が、しかしそうは言っても、子供達の中からは「ちょっと長いから飽きた」(実際のところ30分近くやっていました)という意見や、「面白かったけど、内容についてはよくわからなかった」という意見が出ていたのも事実でした。

思うに、子供の側の立場に立って考えてみれば早く自分達のまちで色々やりたくてうずうずしているかもしれないのに、そんな状態のままでみんな並ばされてステージの上で行われる劇を観せられる訳だから、はっきりいって集中して観ていられる方が不自然なのかもしれません。
などと、こんなことを演者側の人間が言ってしまっていいのかという話でもあるのですが、しかし、よくよく考えてみれば、この説明劇を行う一番の理由は「まちの仕組みをより深く理解してもらう」ことであって、それが達成できないのであれば、わざわざ時間を割いてまで行う意味がない、ということになってしまいます。
だからこそ、何がよくて何が余計であったのかについてをしっかりと踏まえて次回以降に繋いでゆくことが大事なのだと思います。

もしかすると今回、「観せる」「観せられる」の関係に綺麗に分けてしまったのが、子供達の集中力を下げてしまう要因のひとつとして作用してしまっていたのではないでしょうか?
なんというか、説明劇を行うにしても、もっと効果的な手法があったのではないのかなと思うのです。
というよりも、この「説明劇」という言葉を「説明のための劇」という捉え方ではなく、もっと広義で「演劇的手法を用いてより深い理解を促す」という意味合いで捉えてみてもいいのかもしれません。

ここら辺のことについては、今後サポーターとして関わってゆく中で、提案して行けたらなと想っております。
たしかに考え方としてはこの「説明劇」というものはかなり可能性のある方法だとは思うので、より有効な仕掛けを盛り込んでゆけたらいいなと。


さて、導入の話が長くなってしまいましたが、、、

「こどものつくるまち」が本格的にスタートしてからも、事前に何の予習もしない状態での完全に飛び込み参加であったため、最初の1時間ほどは子供の質問を受けても「こっちが聞きたい、、、」という状態であの場に身を置いていたのが正直なところで、現状を把握してゆくので精一杯な感じでした。
そのため序盤はほとんど子供達とは活発に絡んでゆくことができず、先行きが心配ではあったのですが、途中から徐々に「あ、ここはルールそのものがまだまだ未完成なんだな」ということを理解できてきたため、子供達からの質問に対するスタンスを「説明」から「提案」へとチェンジさせてゆくことにしました。
すると一気にやり易くなり、子供達との関わりも深まってゆける実感を持てるようになったのでした。

そう、このまちでの大人の役割は、「子供達の発想を引き出す」ことに集中する、という一点に尽きるのだなと、理解したのです。

序盤は少し躓いたものの、早い段階でこのことに気づくことができたのは大きかったです。
子供達と一緒にアイデアを練ることが自然に行えるようになったのですから。


その後、あるところからヘルプを頼まれることとなり、この日のラスト2時間から2日目いっぱいはそこの担当となったのですが、、、それについては明日のレポートでまとめてレポートしようかと思います。
[PR]
by syohousen | 2012-11-25 16:11 | レポート(スタッフ参加企画)
<< それこそ凡庸なんだけどね 横浜市泉区民文化センター・テア... >>