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2011年10月のふりかえり

☆★☆2011年10月の横山の主な活動履歴★☆★

◆勉強会◆
[メンバー数]
・現在34名(先月より±0名)
《読み会》
●テキスト:岸田國士『紙風船』
●開催回数:2回
●開催日:10/18(火)、25(火)

【スタッフ参加】
★二子玉川商店街『大山みち アート&マート』
●日程:10/23(日)
●会場:二子玉川商店街
★Studio D2『カチカチ山におけるウサギは少女』
●日程:10/28(金)~30(日) ※全4ステージ
●会場:アトリエ・カノン(西荻窪)/トライシクルカフェ(川越)

【観劇】
・劇団3number『近くても遠く、遠くても近く』@ウッディシアター中目黒
・黒色綺譚カナリア派『五娯楽~誤らなかった五人の話~』@+cafe
・ポップンマッシュルームチキン野郎『陛下に届け』@Geki地下Liberty
・マームとジプシー『Kと真夜中のほとりで』@こまばアゴラ劇場

【その他】
・『対話の時間-いまいまのいま-』(UST視聴)
・川越祭り

≪ふりかえり≫
今月は、今後の自分にとってかなり重要な意味合いを持つ月だった。
「地域」というものを無視しては取り組めない企画2つに同時進行で関わっていたためだ。

片方が「演劇そのものが地域とどう関わってゆくべきか」というもので、もう片方が「演劇の世界の人間が、地域とどう関ってゆくべきか」というもの。

どちらも似ているようでそのアプローチの仕方は全然違う。
しかし根底の部分で心がけるべきことというのは通じている部分も多くある。

それらを、皮膚感覚として味わうことができたのは本当に価値のある貴重な体験だったと思う。
しかも、今後にちゃんと繋がってゆくような手応えも感じることができ、課題についてもだいぶ具体的な形として見えてきているため、これからの自分がどう動けばよいのかもある程度見当をつけられるようになったんじゃないかという気がしている。


どちらの企画でも強く感じたことなんだけれども、演劇にせよアートにせよ、色々なところで言われているような社会的に理解され難いとか興味を持たれないとか、そういう悲観的な見方は少し違うんじゃないかという気がした。
地域の人達と、そしてその一人ひとりと、きちんと手間をかけて真正面から向き合ってゆくことができるかどうか、それこそが一見すると遠回りに見えるけれども社会と演劇やアートとのよき関係を築くための一番の近道なんじゃないかと、今回の経験によりそう感じさせられるようになった。


「手間をかける」

これこそが、当面の自分にとってのテーマになりそうだ。
by syohousen | 2011-11-02 23:55 | ふりかえり
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