たまに、今の自分の何が本当なのかが
分からなくなってしまうことがある。
自分自身で選び取った選択肢のつもりでも、
実は人からの目を気にした見栄の部分が大半を占めていたり、
知らず知らずのうちに辛いことから逃げているだけの消極的な決断だったり、
単なる惰性だけで続けているだけであったり、、、
疑い出せばきりがないのかもしれないが、
それでも、省みることを止めてしまっては
後々取り返しがつかなくなってしまうこともあるかもしれない。
己の心から発せられる、ありのままの声を聞き取ることは非常に難しい。
しかし、だからといってその声に耳を傾けることを怠ってゆけば、
そのうち声は聞こえなくなってしまうだろう。
自分のことでありながらこんなにも分からないのだから、
心というものは本当に厄介な代物である。
が、生きている以上、
その厄介な代物と向き合ってゆくしかないんだろうなと思う。