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11/24(月) 【第18回】定期診断レポ

11/24(月)18:00~21:30 【第18回】声と身体の定期診断 @山野区民集会所

今回の診断は非常に収穫の多い診断であった。
それは個人としてもそうであるし、この企画にとっても、そしておそらく受診者の方にとっても有意義な時間となったのではないだろうかと思う。


その理由のひとつに、受診者の成長が目に見えて表れてきていた事が挙げられる。

水は、流れが滞れば濁り、腐ってしまう。
逆に流れ続けていれば、澱みもいつしか清流に変わるはずである。

人の身体の状態も同じ事で、意識が何かにとらわれ停滞してしまえば、身体は強張り、声もその自由を失ってしまう。
自らの身体も、外界の状況も、絶えず変化し続けている訳で、だからこそひたすらに「今、ここ」に集中し続けてゆく事が重要だ。

前回からの変化を見て、上で挙げたような思考回路へと発想のチャンネルが切り替わったために生まれた結果なのではないかと感じる。
是非、このまま現状に甘んじる事なく、前進し続けて欲しく思う。


有意義だと感じたもうひとつの理由として、見学者の方が1名来ていた事も大きかった。

これまでも外から観ている方はいたのだが、それは受診を目的としている方が外から見ていた訳で、今回の場合はそれとは違い見学のみを目的としている方なだけに、客観的な視点からの当診断への意見を聞く事ができた。
また、自分はこの見学に来て頂いた方のものの見方を信頼していたのだが、そういう方に観て頂けたというだけで自分の中にはとてもよい緊張感が生まれていた。
そのお陰か、普段の自分が気付けないような反省点が今回は沢山見付かった。

今の自分は、感覚に頼りすぎているのかもしれない。
続けてゆくためには、もっと周到な準備が必要だという事を痛感したのだ。
何が必要で、何が重要で、何が余計なのか、今一度確認し直してゆこうと思う。
でなければ、とてもじゃないが人を指し導くなどという恐れ多い事を続けてゆく事なぞできようはずもない。


謙虚に、したたかに、そして強い情熱を持って、一歩ずつ歩んでゆきたい。
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by syohousen | 2008-11-25 12:46 | レポート(主催)

【第18回】声と身体の定期診断

【第18回】声と身体の定期診断

■日時:2008/11/24(月・祝) 18:00~21:30
■会場:世田谷区内公共施設(ご予約後、案内メールにてお伝え致します)
■料金:2000円

◆対象:声で悩みを持っている方、自らの声に出会いたい方であればどなたでも。
◆定員:5名 ※定員に達し次第参加は締め切らせて頂きます。

★受診者の方には、後日処方箋メールをお送り致します。

◆ご予約方法◆
prescription_voice@yahoo.co.jp宛に、
以下の情報を記載したメッセージを送って下さい。案内メールを送らせて頂きます。

■題名「定期診断の申込」
 ① お名前(ふりがな)
 ② 職業、もしくは普段行なっている活動
 ③ 連絡先
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by syohousen | 2008-11-24 18:00 | WS・勉強会・セミナー情報

「笑いたい奴は笑え」

漫画『リアル』の作中に出てくる台詞です。

近頃の自分は、この言葉を支えにして指導者としての活動を行なっています。


今の自分は、はっきり言って地道すぎるくらい地道に動いております。

おそらく、近道はいくらでもあるのでしょうが、
だからといって楽をしたり安易な道を歩いたりは絶対にしたくないのです。

当然、なかなか思うようにもいきません。

が、あえて自分からそういう道を選んだのだから、
文句は言えないし、言うつもりも一切ありません。


「俳優が一番長続きしない」
「声楽家は短くて1年、俳優は長くて3ヶ月」

先日、アレキサンダーテクニックのとある講師の方がこのように仰っておりました。
自分にとって今年一番ショックだった言葉です。

心の底から、なんとかしたい。


だからこそ、覚悟を持って、己の信じるままにいこうと思います。
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by syohousen | 2008-11-23 23:19 | つれづれと

妥協でもなく、譲歩でもない、「協調」

先日読んだとある本から、「協調」という発想の重要性を学ばされました。
それは妥協とも譲歩とも全く違う発想で、議論や交渉事などで非常に大切な発想です。


相手を変える事に比べたら、自分が変わる事の方が遥かに容易です。

もし現状に不満があるのならば、まずは自らを省みて、改善できる点がないかを探る事から始めてみる方が、きっと建設的なのだろうと思います。


時には「相手が○○だから、、、」と感じる事もあるでしょう。
むしろ、そういう風に感じる事の方が人と付き合ってゆく上では多いかもしれません。
そういう際に自分は相手へどうアプローチしてゆくのか、、、

何の考えもなしにただ闇雲に真正面からぶつかって、それで理解されないなら仕方ない、という発想は、見方によっては「潔い」といった態度にも取れなくもないですが、問題を解決しなければならない時にはあまりよいやり方ではありません。
それに、相手からしてみれば、そういった姿勢はこちらの価値観の押し付けにしか感じないでしょうから、余計に頑なになってゆくかもしれません。
何故なら、その発想の中には自分しかいないためです。

大切なのは、相手の求めている事と自分の求めている事、その両方を具体的にしっかりと認識し、共有できるようなアプローチなのだと思います。

相手との意思の共有のためには、今まさに目の前にいるその存在をよく見てゆかねばなりません。
自分のプランに縛られて、目の前にいる相手と向き合わないような姿勢であれば、きっと問題解決は難しいでしょう。
目の前に存在している相手としっかり向き合い、その上で自分はどうしたらいいのかを考えてゆく、、、ふと気付いたのですが、これって芝居と同じですね。
やはり芝居は1人ではできない、という事なのでしょう。

自分の立ち位置と、相手の立ち位置を明確に認識し、その距離感に見合った対策を講じてゆくからこそ、建設的な対話、クリエイティブな稽古場となる訳です。

自分の方法論の押し付けをしていないか?
価値観を強要したりしていないか?
相手は今、どういう状態なのか?

そこを省みる「協調」という発想は、どのような分野にも通じる事なのだと思います。
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by syohousen | 2008-11-21 10:47 | つれづれと

変化

最近強く感じる事なのですが、自分の声が半年ほど前に比べて低音になっています。
確実に声の響き具合が増していて、重みのある声になっているのです。

それは一見よい事のようにも思えますが、それも良し悪しで、見方を変えてみると以前には容易に出せていた軽めの無責任な声が出しにくくなってしまっているとも言えます。
おそらく普段の社会生活を行なう上であれば、そのように責任感を感じさせてくれるような声であるならば大抵の場合においてプラスに作用するのでしょうが、これが役者の場合になると、自分の役の幅に制限が加わる危険性もある訳で、その変化がマイナスに作用してしまう可能性もあったりします。

しかしまあ、そういった変化に対して具体的に自分の身体のどこがどう変化しているのかは自覚できているので、これからその変化とどう向き合ってゆくべきかを冷静に対処してゆこうと思っておりますし、だからそれほどの焦りは感じておりません。
この変化を今後の自分の活動へどうやって生かしてゆこうかと逆に楽しみなくらいです。


それにしても、人の身体の変化というものは本当に面白いものだなと思います。
たとえ何気ない生活の中であっても、外界からは実に様々な事象による影響を受けて我々は生活しているのでしょう。
それだけに、きっと声だけでなく顔すらも随分変わってしまっているのでしょうね。

その変化に気付けるようになったのは、もしかするとよい傾向なのかもしれません。
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by syohousen | 2008-11-20 22:35 | つれづれと

昨日の『NHK プロフェッショナル ~仕事の流儀~』を観て、自分は心がズタズタになるような思いをしてしまいました。

昨日取り扱われていたのは、認知症介護師の大谷るみ子さん。
自分にとって認知症は、あまりにも強烈な記憶と傷を残したものであり、できる事なら再び触れたくないものではありました。
しかし、冒頭で画面に映された言葉によって、観ようという勇気を与えられたのです。

その言葉とは、

「心は、生きている」



自分は、認知症というものが自分が自分でなくなってしまう、つまりは自分の心が消えてしまうものなのだと勝手に勘違いしてました。
しかし、認知症というものは記憶や判断力に障害が出てしまっているだけで、その人の心がなくなってしまっているものではない、、、むしろ心が生きているからこそ障害に抗ってしまい、結果的にあのような不可解な行動を起こしてしまうものなのだという事に、この言葉から気付かされたのです。

正直、この言葉には勇気を与えられたと同時に、できる事ならあの苦しかった時期にこの言葉と出会いたかった、、、という何ともいえない気持ちにもなってしまいました。

なぜ、あの時自分はばーちゃんの心と向き合おうとしなかったんだろうか、、、
なぜ、己のものさしだけで「不可解な行動」と片付けてしまったのか、、、
なぜ、同じ目線に立てなかったのか、、、
なぜ、
なぜ、、
なぜ、、、

いくら後悔したところで何も生まないような「なぜ」に思考が支配されて、とにかく涙が止まらなくなっていた。


叫びたくなった。


でも、謝ろうとは思いません。
そうしてしまったのは事実だし、それを許してもらおうなんてのは無責任過ぎるから。

この「なぜ」を死ぬまで背負ってゆくつもりです。
これから出会ってゆくであろう沢山の人達の心と向き合えるようになるために。
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by syohousen | 2008-11-19 23:22 | つれづれと

埼玉西武ライオンズ・アジア制覇に思う

本日、埼玉西武ライオンズが、台湾代表チーム・統一セブンイレブンライオンズを破り、アジアシリーズを制しました。

中島、G.G.佐藤、細川、ブラゼル、ボカチカ、グラマン、、、
主力だけでも6名以上を欠いた状態での闘いという本当に過酷な状況下での優勝は、それだけでとてつもない価値を持っているのではないかと思います。

このライオンズ、昨年はチームとしても26年ぶりのBクラス(5位)という屈辱的な順位に終わっておりました。
そして、そこから石井一久、岡本真也という有力ピッチャー2枚は補強したものの、野手では外国人選手以外に目立った補強はないままに今シーズンを迎えたのでした。
それどころか、カブレラと和田という打線の2枚看板と、今年セリーグの盗塁王を取った福地を放出しており、むしろ打線は弱体化したはずだったのです。

しかし、今年の成績はというと、

●チーム本塁打数 198本
●チーム得点数 715点
●チーム盗塁数 107盗塁

の3部門でリーグ1位。
しかもチーム本塁打数に至っては巨人を抑えての12球団中1位でした。


何がライオンズを変えたのか?

自分が思うに、その理由のひとつとして
「短所をなくす事よりも、1つの飛び抜けた長所を伸ばす」
という首脳陣のスタンスにあったのではないかと思います。

その象徴が、“おかわり君”こと中村剛也です。
彼は46本のホームランを放ちホームラン王を獲得しましたが、その一方で

●打率 .244(リーグ29人中27位)
●三振数 162個(リーグワースト)

であり、確実性という点では惨々たる成績でした。
しかし渡辺監督は、彼の長距離砲としての魅力を取ったのです。

また、チームエラー数も12球団ワーストの98個であったのですが、渡辺監督は全力で行なったプレーに関しては一切責めませんでした。
人間が行なっている以上エラーは付きものである訳で、大事なのは、エラーの後にどうするか、そして、周りがどうフォローするのかという点にあります。
その「取られたなら取り返してみろ!」という渡辺監督の姿勢の徹底具合は、単なる甘やかしとも違って、選手に対しての信頼がなければできない姿勢だと思います。

そういった指揮官の強い意思が好結果を生んだのか、投手がピンチに陥れば「俺らが打ってやるから安心して投げろ」と野手が声をかけたり、逆に野手がエラーをすれば投手が後続を断ちプレーでフォローする、というような場面が今シーズンは多く見られたように感じます。
日本シリーズにおける片岡のここ一番の場面での失敗を恐れない果敢な盗塁も、そういったチーム内の前向きな空気が後押しをしていたのでしょう。


さて、何故これほど長々とライオンズの事を誉めそやしているのかといいますと、自分が超が付くほどのライオンズファンだから、、、ではなくて、この渡辺監督の姿勢が、自分の指導者としての考え方と共感するもの、そして学ぶべきものが非常に多かったためです。
年間を通じてずっとライオンズを見てこれた事は、指導者としての自分にとっても素晴らしく幸運な事であったなと思います。
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by syohousen | 2008-11-16 22:13 | つれづれと

11/15(土) 半歩WSレポ

11/15(土)9:00~12:00 半歩先へ進むためのワークショップ @上祖師谷地区会館

【天候とその印象】
●曇り
・張りのある冷たくて乾燥している空気
・ただし刺すような冷たさには到ってない
・暗い

【空間への印象】
●WS前
・視覚的に雑然としている
・暑いのか寒いのか分からない変な空気
●WS後
・最初の印象で感じていたよりも実はすっきりとしている事に気付いた
・かなり音に溢れているんだなと気付いた

【身体状況】
●WS前
・膝(特に左側)が突っ張っていて、若干痛みも感じる
・後頭部の奥の方がぼんやり痛い
・全体的に身体が重い
・咳が出る
・視野が狭い(特に縦方向に対して)
●WS後
・身体の真ん中に軸が通った感じ
・声が落ち着いた
・外界との距離感に対するセンサーの感度がよくなった
・腹が減った

【本日のメニュー】
■現在の身体状況を言葉に
■空間とのコンタクト(視る、聞く、触れるなど)
■壁に身体をまんべんなく触れさせる(普段意識しないようなポイントを探りながら)
■横になって、身体のロックがかかっている部位をひとつずつ丁寧にほぐしてゆく
■テーブルや椅子を利用しながら、手先から肩胛骨まで徐々に範囲を広げながら揺すってゆく

■自分の足を指圧中心でマッサージ
■二人一組で相手の足ツボを探りながら押す
■脛、膝の裏、股関節を指圧中心に自らマッサージ
■二人一組で、股の外側を指圧中心にマッサージ
■三人一組で、臀筋を指圧中心にマッサージ

■本日のフィードバック

【本日のレポート】
上祖師谷地区会館へと向かう途中には、並木通り(木の種類はよく分からない)があるのだが、今日の自分はその紅葉に染まり始めた木々に全く気付かずに歩いてしまっていた。
たしかにそこの木々が目には入っていたのだが、そこに気を割く余裕がなくて、並木通りを抜けきる辺りでようやく気が付く事ができた。
つまりは、随分と視野が狭くなっていたという事である。

さて、本日は2週間ぶりの半歩WS。
自分の公演が終わってからというものの、身体がガタガタの状態が続いていたので今日の身体調整中心のメニューはありがたかった。

身体って面白いなと思わされた瞬間に沢山出会えた。

足ツボでは、左右の足で痛みを感じる箇所が全く違うし、痛みの質も全く違っていた。
最初どこを押していいのか分からなかった部位でも、一ヶ所「ここか!」というポイントを見付けると、身体の感度が上がるのか、さっきまで何も感じていなかったはずのところも芋づる式にツボの位置が明確になってきていた。

身体というものを探ってゆく事への楽しみ方が、更に深く発見できた気がする。
また、二人一組や三人一組で行うマッサージには芝居に通じるような要素が非常に多く、こういうものが現場でも気軽に行えるような環境をつくってゆく事は必要だなと改めて感じさせられたWSだったと思う。
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by syohousen | 2008-11-15 19:12 | レポート(外部受講)

11/10(月)【第17回】定期診断レポ

11/10(月)18:00~21:00 【第17回】声と身体の定期診断 @野沢地区会館

つい先日まで2ヶ月連続で役者として公演に携わっていたせいもあってか、どうも気持ちが役者モードのままで診断を行なってしまっていた。
それは具体的にどういう事かというと、ついつい自分の感覚基準で受診者の状態を見てしまっているせいで視野が狭くなってしまい、それに伴って言葉数も増え、「数打ちゃ当たる」的手法でしか受診者と向き合えなかった。

たしかに人によってはそういった手段でも効果を生む場合はあるだろう。
が、人間は一人ひとり全く違う世界観や思考の文脈を持っている訳で、ひとつのやり方で全ての受診者を網羅しようとしてもそれはどだい無理な話である。
もっと多角的なものの見方をしながら、受診者一人ひとりの身体性や思考形態に合った言葉やメニューを提供できなければ、人によってはただ闇雲に混乱させるだけの結果を生んでしまう危険を孕んでいる事を肝に命じなければならない。

まずは、“今、ここ”に殉じられる状態をしっかりとつくった上で診断へ臨めるようにしたい。
でなければ、理屈や自論にとらわれ、目の前で今まさに起こっている現象に対しての感度も鈍るだろうし、見逃してしまう事象も多くなってしまうだろう。

頭の中でだけで生み出したものでは、決して人は変化しない。
そこを忘れてしまわぬよう、今後も心して指導に臨んでゆきたい。
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by syohousen | 2008-11-13 21:04 | レポート(主催)

【第17回】声と身体の定期診断

【第17回】声と身体の定期診断

■日時:2008/11/10(月) 18:00~21:30
■会場:世田谷区内公共施設(ご予約後、案内メールにてお伝え致します)
■料金:2000円

◆対象:声で悩みを持っている方、自らの声に出会いたい方であればどなたでも。
◆定員:5名 ※定員に達し次第参加は締め切らせて頂きます。

★受診者の方には、後日処方箋メールをお送り致します。

◆ご予約方法◆
prescription_voice@yahoo.co.jp宛に、
以下の情報を記載したメッセージを送って下さい。案内メールを送らせて頂きます。

■題名「定期診断の申込」
 ① お名前(ふりがな)
 ② 職業、もしくは普段行なっている活動
 ③ 連絡先
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by syohousen | 2008-11-10 18:00 | WS・勉強会・セミナー情報