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処方箋WS #2レポート(最終日)

2007年8月12日(日) 『声と身体の処方箋WS』最終日 @みらい館大明

【メニュー】

●拍手回し
●握り回し
●同調歩き(1人→5人→1人)
●全員でカウント(30まで)
●個別診断
※個別診断の診断結果及び処方箋を、後日メールにてお送り致しました。

本日は「声と身体の処方箋」、つまり個別診断中心の内容でした。

自らを知るという事は何事においても重要な事です。
同時に、自分がどこに向かいたいのかという目的意識も重要です。

現在の自分の立ち位置と、これから向かうべき目的地を明確にする事。
それによって進むべき道筋や手段が搾られてくるのです。
もちろん、目的にこだわって意固地になってしまったり、とらわれて周りが見えなくなってしまう事は避けなければなりません。そこで、それを防ぐのが自分の現状を知るという事です。
つまり、現状把握と目的意識は相互補完しあう関係である訳です。

実はその最も大切な2つを見付けて頂く事が、この個別診断の一番の目的だったりします。自分は、そのためのお手伝いをする存在なのです。

参加頂いた皆様方の「気付き」に僅かばかりでも役立てたなら幸いです。
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by syohousen | 2007-08-25 22:03 | レポート(主催) | Comments(0)

処方箋WS #2レポート(2日目)

2007年8月10日(金) 『声と身体の処方箋WS』2日目 @岩戸地域センター

【メニュー】

●二人組ストレッチ
●いざない
●あっち向いてホイ(ノーマル→緩急→声なし→声なし+緩急)
●距離感
●同調歩き(1人→5人→1人)
●全員でカウント(30まで)
●目つぶりダンス
●立ち座り
●同調ダンス

今回のテーマは「自己と他者」

言語以外の手段を用いていかに他者とコミュニケーションをとるか。そういった主旨のメニュー中心で構成しました。
特に“呼吸”と“皮膚感覚”に重点を置いており、「他者に触れる」という事がいかにすごい事なのかを実感してもらう事が狙いです。
普段他者との関係性に無頓着であったりすると、いざ人前に立った時にその舞台上という非日常性に甘えてしまい、「他者に触れる」事や「相手の目を見つめる」という行為に対して鈍感になってしまいます。

他者との距離感のない芝居だったり、
触れられても身体に何の変化もなかったり、
目は合っているのに何も見えていなかったり…

お芝居において、台詞はひとつの要素でしかありません。 他にも「距離感」「目線」「身体の変化」など、舞台を構成している要素は沢山あります。それらが複雑に絡み合う事でひとつの空間が生まれ、物語が紡ぎ出されてゆく訳です。
言語を用いない形でのコミュニケーションを通じて、舞台における言語以外の部分での可能性や楽しさを発見してもらいつつ、同時にお芝居での台詞の位置付けにまで気付いて頂けたなら、大成功であったと言えるでしょう。
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by syohousen | 2007-08-25 21:31 | レポート(主催) | Comments(0)

「見る」ということ「聞く」ということ

皆さんは「椅子」を見た際、どう見ているでしょうか?
おそらく自分は「椅子=座るもの」という前提のもと、その物体を見てしまう事でしょう。

しかし、初めてその「椅子と呼ばれている物体」を見た人にはその椅子はどう見えるでしょうか?

初めてという事は、前提がありません。前提がないという事は、その物体そのものを見ていると言えます。よく子供が、普段日常的に使っている道具などを思いもしないような使い方で遊んでいる事がありますが、それはきっと、「前提」というものがないからなのでしょう。

これは音についても同じ事です。
にわとりの鳴き声一つとっても、国によりかなりの違いがありますよね。それが当然な事なのであって、音そのものを聞こうとすれば、いかようにも聞く事はできる訳です。


ただ「見る」
ただ「聞く」


実は、それが一番難しい事なのかもしれません。


「σ」という文字があります。
ギリシャ文字で「シグマ」と読むのですが、この文字の事を知らない人間にとっては丸にちょろっと尻尾がついている変な絵に見えるかもしれません。

まあ、そういう事ですね。
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by syohousen | 2007-08-25 20:23 | 俳優訓練について | Comments(0)

処方箋WS #2レポート(初日)

2007年8月8日(水) 『声と身体の処方箋WS #2』初日 @みらい館大明

【メニュー】

●自己紹介(+空間への印象を一言)
●意識のフォーカスの出し入れ(内⇔外)
●ものの位置当て
●もの数え
●ものの位置当て(もう一回)
●ほー
●空間構成(3人→ローテーション)
●いざない
●視覚以外で空間確認
●距離感
●立ち座り

本日のテーマは「自己と空間」

自らを取り巻く空間に対していかにアプローチをとってゆくか、そして空間にあるものをいかにして受信してゆくかを様々なメニューを通して発見してゆこうという主旨のもと行いました。
普段我々は、見ているようで見えていないものが沢山あります。
本来、目や耳をはじめとした感覚器官というものは、外界の情報を感じとり、それを脳へ伝達するための器官でしかありません。そこに各々の人間の価値観や好みが加わる事で、見たり聞いたりすべきものとそうでないものを取捨選択し、ものを感じとっている訳です。
しかし、「思い込み」や「先入観」、「固定観念」などといったものがそこに加わると、フィルターを通してものを見てしまう事になり、今まさに目の前に存在しているものをありのまま見る事は困難になってしまいます。

今回は、そういった「とらわれたものの見方」というものをそれぞれのメニューを通じて体感、自覚して頂く事を目的としました。

目に入ったものを、ただ「見る」。
耳に入ったものを、ただ「聞く」。
そのためにまずは自らの現状を知る事が重要なのです。

また、中盤以降は目を瞑る系のメニューを中心に行いましたが、これは普段視覚に頼ってしまっているがためにあまり意識されていない聴覚や皮膚感覚を改めて実感して頂くためです。
せっかく我々は優れたアンテナをいくつも持っているのに、視覚のみにしか注意を払わないというのは非常にもったいないです。
目を瞑る事によって、逆に見えるものもある。 これは、ものの考え方にも通じます。

当たり前と思っているものを「手放す」事で見えてくるもの、それを参加者の皆さんには大事にして頂けたならと思います。
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by syohousen | 2007-08-25 18:55 | レポート(主催) | Comments(0)