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6/28(土) 半歩WSレポ

6/28(土)9:00~12:00 『半歩先へ進むためのワークショップ』 @岡本地区会館

【天候とその印象】
●曇り
・暑すぎず寒すぎず
・ただしじめじめ感は強い

【空間への印象】
●天井が高い
●開放感がある
●音の響きに広がりがある

【WS前の身体状況】
●食道あたりが重い
●首周りがガチガチに硬い
●腰が少々痛い

【本日のメニュー】
■本日の体調を一言×3

■目をつぶって歩く
・2人1組でリーダーとフォロアーに分かれて
→フォロアーに横になってもらい、転がす
→腕と足を中心に揺すってあげる
→同じ事を今度は3人1組で(リーダー2人にフォロアー1人)
■空間の探検
・目を開けた状態で空間を感じながら歩く(空きスペースを作らないように)
→空間にある危険そうなものの確認作業(次で目を瞑るため)
→目を瞑り、這い這いの状態で
→ペアを決め、お互いの名前を呼び合いながら再会する
■円になり1人が真ん中で歩く(その際の軌道を周りのガイドに任せる)
・目を瞑った状態で
→目を開けた状態で
■フィードバック+王様マッサージ(王様が話し、施術側はそれを反芻しながら聞く)

■身体との対話
■足を中心に自分でマッサージ

■本日のフィードバック

【本日のレポート】
今日は、目を瞑るメニューを中心に行なった。
自分は元々、この「目を瞑る」というようにひとつの感覚をシャットアウトする事で普段と違った感覚を味わうようなものが好きなので、今日は非常に楽しかった。

特に、最初の目を瞑って歩いたメニューの後に目を開けてみた時、空間の見え方が劇的に変わっていたのがとても面白く感じた。
天井の高さ、空間の広がり、音の響き、床の質感など、あらゆる情報が朝イチの時とは比べ物にならないくらいにはっきりと認識できる状態になっていたのだ。
如何に自分達が普段は視覚に頼っているのか、そしてそれによって視覚以外の感覚をどれだけシャットアウトしているのかを思い知らされた気がする。


個人的な事を言うと、今日の自分は思いの外身体の調子が悪かったらしい。
しかし、WS開始前にはそのような感覚はほとんど感じなかったのだが、いざ始まってみて身体を覚醒させてゆくと共に、「あれ?なんかおかしいな?」という感覚が強くなっていった。

ひょっとすると、こういった風に気付けるようになってきたのはとてもよい事なのかもしれない。
何故なら、稽古にしろ何にしろ、何かを始める前の段階で自分の調子などを確認した場合、その「自分で確認した」という行為によって、逆に「さっき確認した通り、今日の自分はこんな状態だな」という思い込みを無意識のうちに引き起こしてしまう危険性があるからだ。
最初に確認したものは、あくまでもその段階で見えていたものであって、それは時間が経過すれば当然変化してゆくし、見えてくるものも変わってくる。

今日のWS時のような気付きは、自分が「今まさに」起こっているものと向き合えるようになってきた事の表れでもある訳で、だからこそ「よい事」であるのかなと思ったのだ。

しかし、だからといってそれは稽古前の身体状況の確認を否定している訳では全くなくて、やはりその都度自らの状態を確認するという作業は必要不可欠な事ではあると思う。
よくないのは、確認したという事実に安心してしまい、その後の確認作業を怠ってしまう事。


今日のこの気付きも、とても大きな収穫であった。
by syohousen | 2008-06-28 20:28 | レポート(外部受講)
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