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2012年9月のふりかえり

☆★☆2012年9月の横山の主な活動履歴★☆★

◆勉強会◆
[メンバー数]
・現在15名(先月より±0名)

★関連企画★
●ARC>T定例ミーティング第44回
・開催日時:9/26(水)19:00~
・会場:せんだい演劇工房10-BOX オープンオフィス
●ARC>T 文化庁芸術家派遣事業 「小さな演劇を作ろう」
・開催日:9/26(水)
・会場:葦口小学校
●ARC>T出前部 「ダンスのじかん」
・開催日:9/26(水)
・会場:多夢多夢舎中山工房
●ARC>T出前部 「美術のじかん」
・開催日:9/28(金)
・会場:多夢多夢舎中山工房
●AEC>T出前部 「せんだい若者サポートステーション」コミュニケーションWS
・開催日:9/27(木)
・会場:八本末市民センター

◆客演◆
TheatreGroup”OCT/PASS”vol.34 『方丈の海』
●日程:8/30(木)~9/3(月)、9/5(水)~8(土)※全9ステージ
●会場:せんだい演劇工房10-BOX box-1

【WS参加】
・breakthroughワークショップ @仙台市中央市民センター

【観劇】
・『ミチヅレ』 @せんだい演劇工房10-BOX box-1
・マームとジプシー『ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。』 @三鷹市芸術文化センター星のホール
・intro 『ことほぐ』 @こまばアゴラ劇場

【その他】
・『THE TOKYO ART BOOK FAIR 2012』(展示)

≪ふりかえり≫
今月は、先月末に幕を明けた『方丈の海』にはじまり、初めての小学生を対象としたWSや、これからに繋がってゆくであろう素敵な出会いなど、色々と盛り沢山の1ヶ月であった。


しかしまあ、何はともあれ『方丈の海』を無事に最後までやりきることができた、というのが最も大きな出来事であったなと思う。

そもそも本番を迎える前から、この公演が自らの演劇人生のターニングポイントとなるであろう予感がしていた。
そして実際に公演を終えてみて、なんというか、これだけの作品を、度重なるアクシデントも乗り越え最後までやり遂げることができたのだという事実が、これほどまでに自身の世界の見え方に変化を与えてくれるものだとは思いもしなかった。
一時は上演そのものが危ぶまれるような状況でありながら、その都度、生じた問題を一つひとつ地道に乗り越えて、ひとつの形に仕上げることができたのだから、その体験そのものが大きな財産でもあると思うし、作品なのかもしれないなと、そんなことすら思える公演だった。

もしあのような障壁が全くなく、すんなりと上演にこぎ着けることができたのだとしたら、果たしてあれほどまでの力を持った作品に仕上がっただろうか。
自らの中にこれほどまでの変化が訪れただろうか。

まあ、そんなことは結局のところわからないし、別に「そうでなかった可能性」と現状を比較することにそれほど重要性も感じないので、とりあえずはこの現状を受け止め、これからに繋げてゆけるような生き方をこれから強く意識してゆく必要があるなと、そう思っている。
きっとそれが、あの作品をああいった経緯で創作し、そして公演をああいった形で迎え、やりきった人間の責務なのだと思う。



さて、今月後半はそれとは打って変わって、ARC>Tの出前関連のWSを中心に行っていった日々だった。

ARC>Tでの初チーフも務め、小学生を対象としたWSにも携わり、これまでの自分にとっては未知の領域に飛び込む機会だらけの日々で、指導者として、自分がこれまで積み重ねてきたものの真価が問われていることをつくづく実感させられた日々でもあった。

結果、今の自分に足りないものをまざまざと痛感させられることとなった。
しかし同時に、自らの強みのようなものにも気付かされもした。

きっとこうして人間ってのは成長してゆくのだろうなと、そんな当たり前のことを改めて、肚の底から得心させてもらえた気がする。

だからこそ、これから、なんだろうなと、そんな風に思っている。

繋げてゆこう、しっかりと。
by syohousen | 2012-10-22 21:00 | ふりかえり
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