言葉を得ることで、その発想が拡がることもあれば
その持っている可能性が限定されてしまうこともある。
なんでもかんでも言葉にしてまとめようとしたり、
逆に「言葉じゃないから」と何に対しても言語化を避けたり、
そういう一律のものさしで以て言葉と事象の関係を扱うのは
可能性を潰してしまうことに繋がりかねないと思う。
ちゃんと一つひとつのことに対して、
言葉にすることで拡がりを持つことができるものなのか、
敢えて言葉にしない方がその可能性を保てるものなのか、
そこら辺をしっかりと考えながら、言葉というものを扱ってゆきたい。