「○○しない」はとっても危険な発想だと思う。
まずなにより、選択肢が多過ぎて
余計な迷いの種を植え付けてしまう原因になりかねない。
また、その発想では○○が存在していることが考えの前提になってしまうため、
よりその○○に対するこだわりが強化され意識過剰になってしまう危険性も高い。
そして致命的なのは、全く以て具体性がない、という点で、
「じゃあ何をするのか」がその発想だけからでは何も見えてこない。
たぶん、「○○しない」止まりだからうまくいかないんだと思う。
せめて「○○しないためには何をすればいいのか」くらいは考えないと
その先には進めないんじゃないかなと、そんな気がする。
駄目を重ねていくだけでは、ミスを減らすことはできても
結局のところせいぜい現状維持止まりで前へ進むことはできない。
やっぱり「じゃあ」とか「だったら」とかいう
「次」を見据えた発想が大事なんじゃないかなと、そう思う。