7/1(金)13:30~21:30 ゼブラの会@ふりーふらっと野毛
【進行】 ■自己紹介(名前とあだ名) →あだ名を「本人→全員」で全員分声に出してみる×2周 ■みんなで外へ出て、野毛公園を散策 →部屋へ帰ってくる ■遅刻の方のためにもう一度「本人→全員」であだ名を声に出してみる ■さっき散策してきた経験を元に短歌を一首詠んでみる ■2人1組となって「5→7→5→7→7」と句ごとに交互に詠んでみる ■今いる部屋の中で好きな場所を見つけ、そこへポストイットに初句を書いて貼る →他の人の書いたポストイットの元へ移動し、そこのポストイットに書かれている句の続きの句を書いて、貼る →全ての場所で結句まで書かれたならば終了 →各所で詠まれた短歌をひとつずつ確認に行ってみる ◆休憩 ■ダンボールを使って「自分が座ってみたい椅子」を造る ■完成したら3グループに分かれ、自らの造った椅子についてのプレゼンをしてみる ■グループ毎に場所を決めて、その場所を活かした形での展示をしてみる →展示を観てもらい、その展示について一言で表現してもらう →その表現してもらった言葉をテーマに、1シーン創ってみて、発表 ◆休憩 ★ふりかえり 【ふりかえり】 2週間前に行った「プリンの会」に引き続いての開催で、今回はゼブラこといけだとも美さんがファシリーテーターとなっての進行内容でした。 やっぱり色んなやり方があるんだなぁとつくづく実感。 ただ、それだけに、一つひとつのプログラムのシステムがどんなに優れていようとも、結局重要になってくるのはファシリテーターの場の進め方になってくるのかなぁとも感じたのでした。 あと、そのプログラムの組み立て方や組み合わせ、順序によってもかなり参加者の得られるものというのは違ってくるもんだなと、そう思います。 今回の会、短歌にしても椅子造りにしても本当に楽しかったし、充実したとても有意義な時間を過ごせたなとは思うんです、それも心の底から。 が、やはり盛り沢山過ぎたのか、どちらも「もっとこんなことがやりたい!」という思いを抱いたまま終了してしまったなと、正直な話思いました。 たぶん「まだまだやり足りない!」と思えたままWSを終えることができるのは、決して悪いことではないとは思うんです。 ただ、同じ「やり足りない!」でも、やりっぱなしで終えてしまったために感じる「やり足りない!」と、「今日はここまで」というラインが進行側からはっきりと提示された上での「やり足りない!」では意味合いが変わってきてしまうのかなと、そんな気もしてます。 たぶん、やりながら予想以上に場が盛り上がってしまうことってあると思うんです。 やりたいこともどんどん膨らんでいってしまって、今のこのプログラムを継続・発展させようかそれとも無理にでもここで切って予めやることを決めていたプログラムへと移行させるべきか、迷うことって十分あり得ることだと思います。 思うのは、そういう時ってどっちを選んでもよくて、むしろ大事なのは「選ばなかった方の選択についてのフォローをどうするか」の方なんじゃないかなってことのような気がします。 特に盛り上がり始めてきたものの流れを断ち切る際には細心の注意を払わねばならなくて、どんな理由でもいいから「何故次のプログラムへ移るのか」についてを進行側の人間が明確に伝えておく必要があるのだろうなと思います。 でないと参加者には不完全燃焼感しか残らず、せっかくのいい空気が(むしろいい空気であればいい空気であるほど)進行への不満に繋がっていってしまいその後のプログラムへと臨んでいる際の発見を邪魔する心理的な障害に繋がっていってしまいます。 まあ、ここもやり方だと思うんです。 たぶん自分の場合はそうなったら、「実は次にやろうとしてるのが今日のメインなんだけど、今いい感じだからさ、このままいっちゃう?但しそうするとメインは端折るかできなくなっちゃうか、なんだけど」って敢えて聞いてしまうかもしれません。 そこでの意見次第で次のプログラムに移るんだったら少なくとも不満は緩和されるし、納得はしてくれると思うんです。 まあ逆に「このままいきたい!」ってなったのならばそのままやりつつその日のメインに想定していたもののどこを削るかを考えてゆくだろうなと。 やっぱりあのいい流れを断ってしまうことが一番怖いし、それまでの積み重ねはなかったことにはしたくないですからね。 あとはその日のメインに考えていたものと今盛り上がっているものをどうしたら繋げられるのか、って視点から考えてゆくのもありなのかなって思います。 こじ付けでもいいから今盛り上がっているものを導入にしてメインプログラムへと少しずつ移行させてゆくやり方ってことですね。 まあ、それはその場で、というよりも前段階での下準備の時に関連あるプログラムを組んでゆくかどうかが鍵になってくるような気もしますが。 でも例えば今回の場合でも、各場所に散らばっているポストイットに書かれた短歌を一人一首選んでもらってそこからイメージされる椅子をダンボールで造ってみる、とかにしてみてもよかったんじゃないかなって思うんです。 冷静に考えてみれば無茶振りもいいところだけれども、あの盛り上がった場の状態であればその無茶は無茶に感じはしなかったような気もします。 まあ、今だから自分も言えることなのかもしれないし、難しいことだとは思います。 しかしたぶん、ファシリテーターに要求される能力ってそういうことなのかなと、そんな風に思うんです。 自分も今回の会はいい勉強になりました。 次は9月になるそうですが、是非その際も参加させて頂きたいなと、思います。 今回も本当にありがとうございました!
by syohousen
| 2011-07-05 15:31
| レポート(外部受講)
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