思うんだけど、
物事を無理矢理単純化させようっていう発想そのものが
事態を複雑にさせてしまっているんじゃないのか。
シンプルに物事を捉えようという
発想そのものは大切なことなんだろうけれども、
「物事を単純化させる」ということと
「物事をシンプルに捉える」ということは
似ているようで全然違うんじゃないかなって思う。
物事をシンプルに捉えるためには、
「現実の複雑さ」を踏まえた上で要点を整理整頓することが必要で、
その中でちゃんと「現実の複雑さ」を内包していなければ
それは「事実を自分の都合のいいように解釈している」だけになってしまう。
そこを混同してしまってはならないんじゃないかなぁって思う。