かつて福島に住んだことのある自分にとって
「フクシマ」という表記はピンとこないというか、嫌だなぁ、、、
「福島」と「フクシマ」は、
どうしても自分の中では一致しないんです。
なんか、遠い世界の話のような感覚にさせられて、
「福島」という言葉の持つ匂いや手触りのようなものが
薄まって麻痺してくる気がしてくるんですよ、、、
そもそも何故カタカナ表記になったのかもよく分からない。
軽く調べてみましたが、そうしなければならない決まりもなければ
何かそこに意味が込められているとか由来があるとかでもないらしいのです。
それってつまり「雰囲気で」ってことじゃないでしょうか、、、?
や、海外への通りを考えるなら
カタカナ表記である方が何かと都合がいいのかもしれない、
という考え方もあるようですので、
一概に否定できることでもないのかもしれません。
しかし、せめてそこに住んでいる人達、住んでいた人達が
その表記を目にした時に感じるであろう感情についても
目を向けた上で、そういう表記を選び取って欲しいです。
でないとあまりにも救いがなさ過ぎる、、、
福島は、あくまでも福島なんです。
どんなに状況が変わったって、その事実は変えられません。