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自らの命に関わる判断までも、

結局というかようやくというか、
ここにきて東電はメルトダウンしていたことを認めましたね。

3月当時にその可能性を指摘していた上杉隆さんなどは
東電や政府やメディア関係者を中心に、多くの人から
「いい加減なことを言ってデマを流すな」と袋叩きにあっていたのに。

そしてその情報をそのまま受け取った人達からも
WEB上でかなり悪し様に罵られていたりしたのもよく目にしました。


まあ、こういう事態の時は色々と情報が錯綜することもあって
誤情報などに振り回されてしまうことは珍しいことでもないし、
だからそこまでこの行動を「けしからん」と責める気はありません。

しかし、この一件を経て思うのは、
一つひとつの情報を吟味せずに
ただただ与えられたままに受け取ってしまうことが
本当に危険な思考回路なんだってこと。

一つの情報が与えられた際に、
「そうじゃない可能性」へも思いを馳せる習慣がないから、
これまでの発表とは違った事実が発覚する度に
右往左往してしまうことに繋がるんじゃないかって。


ちゃんと一つひとつの情報を
自らの頭で考えて、判断してゆくこと。


特に今はひとつの情報の成否によって
自らの命にも影響が出てきてしまう可能性だって
否定はできないような状況下でもある訳で、
「誰々が言ってたから信じちゃった」とか
「あんなことを言って、騙されてしまっただろ!」とか、
そんな責任転嫁をしていたってどうしようもない。

自らの命に関わる判断までも、
人任せじゃ絶対にいけないと思います。
by syohousen | 2011-05-13 10:29 | つれづれと
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