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自分があって、相手がいて、

これまで自分は、
「演劇にはこんなメリットがあります。だからもっと認知されるべきです」
という論調の意見を聞く度に違和を感じていたんだけれども、
たぶんそれって「俺と付き合えばこんなにもいいことがあるんだぞ」
っていうアピールと根本が同じだからなんだと思う。

そりゃ理解されにくいよ。


たしかに自分達の活動について
理解して欲しいと思うのは当然のことだとは思う。

でもそれは相手にとっても同様で、
だったらまずは自分達が相手を理解しようとするところから
始めた方が事はスムーズに運ぶんじゃないかな。

まあ、一概には言えないだろうけれども、
とはいえ最短距離ばかり目指してもなかなかうまくいかない気がする。


但しそれは「歩み寄り」なんていう発想とは違うと思う。

「主張」か「譲歩」かしかないという発想の中には
結局他者が含まれていないのだから。

でも自分の意思がないのは問題外。

だからまず自分があって、
そして相手がいて、その中で色んな見方を
試してゆけばいいんじゃないか。そんな気がする。
by syohousen | 2010-12-20 19:30 | ものの見方・捉え方について
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