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10/13(水) 寺子屋レポ

10/13(水)18:00~21:00
『俳優って?を考え続けてゆくための寺子屋』
@下馬地区会館・第1会議室

【進行】
■この一週間で最も印象に残っていること

■現在の身体状態を言葉にして垂れ流してみる×2周
■手足を軽く揺すってみる
→歩き出して、自分のペースでよいので揺する部位の範囲を拡げてみたり、気になる箇所を伸ばしてみたりとアプローチの手段を増やしてゆく
→空間に触れてみる
→五感を使って空間を味わいつつ、好きな場所や好きな居かたを探してみる
→最も好きな場所と居かたを決め、それを他のメンバーとシェアリングしてみる
■空間にある「数えられる物」数え
■フィードバック

■膝を立てた状態で仰向けになり、左右に膝を倒しながら腰周りの緊張を緩めてゆく
→その動きの中から自らの身体の現状を探ってゆき、そのまま身体の求めるままに伸ばしたり揺すったりして無理なくほぐしてゆく
→最終的には立った状態になり、歩いてみる
■フィードバック

■肉体訓練(腹筋・背筋・体幹・左右の身体バランスなどを中心に)
■脱力・緊張

■二人一組となり、片方の人が相手の頭と腰を、両手を使って交互に動かしてゆく(動かされる人は自分からは動かずに、相手の手から伝わってくる意思に動きを任せる。また、頭と腰の、動かされていない方は空間に固定する)
→今度は頭だけを動かし、動かされる
■フィードバック

■今日全体のフィードバック

【レポート】
今回は、前回の寺子屋での反省点を踏まえ、同じ過ちを繰り返さぬよう自らにいくつかの仕掛けを設けながらこの場に臨んでいった。
結果、その仕掛けが功を奏したのか、だいぶスムーズに場を進行してゆくことができたように思う。

が、そうはいってもまだまだ自分の思い描く理想には程遠い。
また、今のこのアプローチの可能性も十分に引き出し切れているのかといえば、決してそうだとは言えないだろう。

今のこのやり方そのものは、改善の余地は多分に残されているとはいえ決して悪くはないと思っている。
だから、当分の間は、今のこのスタイルは崩さず継続させてゆこうと考えている。


おそらく問題なのは、横山のファシリテーション能力の方なのだと思う。

一つひとつのエクササイズと各参加者の現状とを結び付けるための働き掛け方に、ノイズが多過ぎるのだ。
まあ、ノイズが思わぬ発見をもたらしてくれる、というような可能性もないとは限らないのだが、そうは言ってもそのノイズのせいで本来気付けるはずであったものまで見えなくなってしまっては、本末転倒である。

言葉を尽くそうとするのは良し悪しだということをもう少し肝に銘じた方がいい。
それが「言えることは全部言っておきたい」という発想の元、出てきているのならば尚更そう。

人間は一人ひとり違う。
従って、自分のこだわりに合っている人と合わない人がいるのは当然のことだ。
そこの違いに対応できないのであれば、ファシリテーションを行う資格はない。

自制し過ぎるのもよくないが、自制できないのは更によくない。
その匙加減が難しいのは事実だが、ちゃんとその問題点の自覚はできているのだから、やれないことでは決してないと信じ、今後も精進してゆきたい。
by syohousen | 2010-10-15 20:08 | レポート(主催)
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