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9/29(水) 寺子屋レポ

9/29(水)18:00~21:00
『俳優って?を考え続けてゆくための寺子屋』
@新町地区会館・第3会議室

【進行】
■この一週間のフィードバック

■現在の身体状況を言葉にして垂れ流す
■手足を揺すりながら、軽く歩き出してみる
→壁に触れてみる
→身体の表面(粘膜部分以外)を全て壁に触れさせてみようと働きかけてみる
→壁とストレッチをしてみる
→壁と床で同様にストレッチをしてみる
→今度は床とだけでストレッチをしてみる
→仰向けになって、足をワイパーのように左右に揺らしてみる
→状態を起こし、同様にワイパーのように左右に揺らす
→同じ体勢のまま、膝をパタパタと床にバウンドさせてみる

■二人一組で王様マッサージ(肩叩きオンリー&終わりは言葉で指定しない)
→組んだ相手とだけでフィードバック
■同じ組のままで、一人が仰向けになり、もう一人が相手の手首を握った状態で肩が上がるくらいまで持ち上げ、揺すってあげる(これも終わりは相手の状態を見て、言葉を交わさずにお互いの呼吸で決める)
→組んだ相手とフィードバック
■寝にょろ
■王様マッサージ(ノーマル版)
→全体でフィードバック

◆休憩

■自己実況

■自らの癖の利用方法の一例の紹介

【レポート】
なんとなく、この寺子屋ならではの俳優訓練のアプローチ法が見えてきた気がする。
それはつまり、横山の指導者としての理想である「生きることそのものが訓練となる」へと向かうためのアプローチが、朧げながらも見えてきたような気がするということでもある。

まあ、それもまだまだ改善の余地だらけであるし、もしかすると見えてきたと思っていたものが実は陽炎だった、なんてこともあるかもしれないので、全く以て油断はできないのではあるのだが。
そもそも、どんな方法論でも完成するなんてことはなくて、どこまでいっても途中経過であると思っているので、油断なんてものはできる訳がないと思う。

しかし、ここ数週間の寺子屋で感じてきていたいい感触が、指導方針の変化という形で少しずつ具体化されてきているのは事実だ。
月並みな表現かもしれないけれども、参加者との向き合い方の随所に横山らしさが表れてきているような実感があるのだ。

これも継続して行っていることの成果なのかもしれない。


また、自分だけでなく、継続して参加して下さっている方達の方にも徐々に変化が現れてきているのが、見ていてよく分かるので、とても嬉しい。

夏の入りくらいの頃に比べると、普段の姿勢からしてだいぶ違ってきているし、一つひとつのエクササイズに対する身体の反応もかなりスムーズになってきている。
何より、「失敗したらどうしよう」とか「うまくやらなきゃ」みたいな自意識によるノイズがほとんど見られなくなったのがとても大きな変化だと思う。

成功と失敗、その両方の体験を重ねてゆくことの大切さ。
それをこの夏、指導を通じて自分の方が学ばせてもらった気がする。

それだけに、こちらももっともっと成長してゆかねばなと思う。
by syohousen | 2010-10-01 20:33 | レポート(主催)
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