7/28(水) 寺子屋レポ

7/28(水)18:00~21:00
『俳優って?を考え続けてゆくための寺子屋』
@祖師谷地区会館・和室

【進行】
■今の身体状態を言葉にして垂れ流す
→手足を軽く揺すりながら、やがて歩き出してみる
→身体の要求に応えるような動きを行いながら、少しずつその動きを大きくしてゆく

■仰向けになって、意識を巡らすポイントを徐々に指先から全身へと広げてゆく
→全身に意識が拡がったなら、徐々に呼吸を深くし、そして、落ち着かせてゆく
→初めて立ち上がるように自分の身体を細かく観察しつつ、無理のない立ち上がり方で立ってゆく
■フィードバック

■王様マッサージ×3(その時の身体の欲求に応じ、繰り返す)

◆休憩

■いざない

【レポート】
ここ2週間ほどで、極端に暑くなったためなのか、参加者の身体に日頃の生活で蓄積されてきたダメージが表に現れ始めているように見えたため、今回は身体の調整を目的にしたエクササイズに徹してみた。
また、その一つひとつを馬鹿丁寧に思えるくらいしっかりと取り組んでゆくように誘導&進行していった。

日常を引きずったままの身体で稽古や本番に臨むことは、俳優として決して許されることではない。
そのことに関しては、多くの俳優がよく理解していることだと思う。
しかし、稽古前のアップだけでその日常の身体から離れるためになんとかしようとしても、大抵の場合は手遅れだったりするのだということをちゃんと理解している俳優は意外と少ないんじゃないかと、まだまだ狭い視野の中と言えども自分が身を置いてきた現場達を通じて感じていた。

気候や生活環境などの外的要素によって知らず知らずのうちに蓄積されている身体へのダメージや、普段の生活によって崩れてしまっている身体バランスを、ちゃんと自覚し、ケアしている人がどれだけいるのだろうか?
思うのは、結果を残せている俳優とそうでない俳優の差は、そういうところにも表れているんじゃないか。

稽古の度に感覚がブレてしまうような身体で稽古に臨むことは、創作における積み重ねを困難にこそすれ、プラスに働くことはまずないと思う。
そんな手枷足枷をはめたような状態で創作に臨んだとして、本気でいいものが創れると思っているのだろうか。
それとも、そんな状態でも、十分にいい仕事ができると思っているのだろうか。

まあ、どのみち、こういう自己管理とケアの部分は、台詞を入れることと同様に、俳優としての実践的な能力・センスは関係なしで行える努力なんじゃないかなとは思う訳で、是非、習慣付けて欲しいことだなと思う。
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by syohousen | 2010-07-30 22:33 | レポート(主催) | Comments(0)
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