昨日今日と、父方の祖父の十三回忌のために仙台に行っていた。
仙台は7年ぶりとなるのだが、
どんなに新しい建物が沢山建って見た目が変わろうとも
街に流れている空気の質や時間の流れ方、
そして匂いは全く変わっていなかった。
なんだかそれがたまらなく嬉しくもあったのだが、
それと同時に今の自分の状態も状況も
浮き彫りにさせられているようでもあって、
無性に泣きたくなってきたりもした。
特に今日の朝に小・中・高と母校を巡ったのだが、
あそこらへんは全く景色が変わってはいなくて、
だからこそ、その景色を目の当たりにしても
当然ながら当時とは同じように感じることはできなかった。
まあ、それも当たり前のことなのだけれども、
でも、何故かそれが物凄く寂しく感じてしまった。
そして、振り返ってばかりもいられないよなと、
自分のこれからに向けての覚悟というか、
肚を決める決心がついたような気がする。
いずれにせよ、行けてよかったなと思うし、また行きたいとも思う。