何かの分野で優れている人というのは、
その分野を象徴するもの(球技であればボール、武士であれば刀とか)を
手にした時の姿が、非常に美しいように感じる。
まさに「板に付く」という言葉の通りなのだろうけれども、
きっとそうなるまでには相当の努力をしてきているはず。
俳優って、時にはそんな役を演じなきゃならないのだから、
本当に大変な人達なんだと思います。
なにせその分野の人でも
収まりのいい人と悪い人が存在するのだから。
また、特別何かに優れているような役でなくとも、
「変な服を着てるのに違和感がない」とか、
「生まれてからずっと肌身離さず身に付けているものがある」とか、
そういったかなり困難な条件に
説得力を持たせなければならなかったりもする。
そこへどうアプローチをかけてゆくのか、、、
よくよく考えてみると、
俳優ってのはとんでもなく「おっかないこと」に挑んでいる
人達なんだなと思います。
とてもじゃないが、「なんとなく」じゃやれませんな、、、