人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「言葉の出どころ」の違い

先の公演の打ち上げ時、
お客さんで打ち上げに参加ていたもの書きの方と話すことができたのだが、
なんとも新鮮な感覚を覚えることができて楽しかった。

言葉の出どころのようなものが自分とは違うせいか、
たとえ自分と同じ言葉を使っていても、
その聞こえ方が全く違って感じることが出来たのだ。


これまでの人生の積み重ねの違いが、
そういう言葉との向き合い方の違いに繋がり、
それが結果としての声の出どころの違いに結びついてくるのではないか。

もしかすると、芝居においてもそういった
「違う人生の積み重ね」を持った「声の出どころ」の違う人達によって
創り出されるハーモニーこそが、観る際の醍醐味の一つなのかもしれない。


まだまだ、演劇の深めどころは尽きないようである。
by syohousen | 2009-11-11 08:29 | つれづれと
<< 自信がどこからきているのか それは結果的なものでしかない >>