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馬鹿なりに

馬鹿が利口なふりをしても、仕方がない。

そもそも、見栄を張っても中身が伴っていないのだから、
結局は自分が損をするだけなのは目に見えている。

馬鹿は自らが馬鹿であることを抱えながら、
しかしだからといって決して卑屈になることなく、
馬鹿なりの真摯さで誠実に己の道を歩んでゆくしかないのだ。


昨日、半年ぶりに役者へと復帰したのだが、
ふと気付くとそんなことを考えている自分がいた。

また、そのような発想で常にいられるだけの気持ちの余裕を
今の自分は持てるようになっていて、
たとえその場ではうまくいかなかったとしても、
それを引きずるようなことが以前に比べて格段に減っていた。

こういう冷静さを持てるようになっただけでも、
役者から離れていたこの半年間という期間は無駄ではなかったなと思う。


こだわりや見栄や嫉妬などのネガティブな感情を無理矢理抑えこむのではなく、
それら全てを「そうなるのはしゃーないって」とばかりに自らの中で引き受けしまう。

そうしてみた時に、ものすごく気持ちが柔らかくなっていることに気付いた。



これまでの全ての道は、一つの例外もなく、これからの道に繋がっている。

無駄なことなんて、ひとつもない。
by syohousen | 2009-08-24 12:07 | つれづれと
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