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歩いて帰ってみたならば、

昨晩、終電を逃してしまったのだが、何を思ったか
「じゃ、歩いて帰ろうか」と考え、「国分寺-川越」間を徒歩で帰ることにしてしまった。

国分寺を1時半くらいに出て自宅に到着したのが6時過ぎだったので、
約4時間半ほどを休憩なしで歩き抜いたことになる。

まあ、正直言って馬鹿である。
しかし、楽しかった(こう思えてしまうところが馬鹿なんだろうな、、、)。

途中、「本当にこれ、辿り着くんだろうか、、、」という不安に苛まれたり、
空が白み始めてきて「俺、何やってんだろうか、、、」とふと冷静になってみたり、
足が尋常じゃないほど痛くなってきたりなどしてしまったのだが、
そんな時でも(こそ?)何故か無性に楽しい気分になってしまい
不思議と笑いが込み上げてきてしまっている自分がいた。


、、、書いていて気付いたのだが、やはり危ない野郎にしか思えなくなってきた(苦笑)

しかし、自分はこういう非生産的なこと、
無駄なことが好きだし、おそらく今後もやめられないと思う。

別に理由とかもない。


ただ、朝日の美しさや、徐々に空が明るくなってゆく様、
虫の声の合唱などをじっくりと味わうことができたのはとても嬉しかった。


また、途中で足がどうしようもなく痛くなってしまった時に、
色々な歩き方を試してみたのだが、
その際一番楽だった歩き方が「ナンバ歩き」であった。

「ナンバ歩き」の場合、自分が普段している歩き方とは違って
「身体の捻り」がないために股関節周りの滞りが少ないし、
足も摺り足に近い状態になるため
踵への負担もかなり軽減されるような感覚があったのだ。

ああいう身体が疲労のピークに達しかけている時だからこそ、
その身体の使い方の効率のよさを強く実感できるのだなと思う。


猛烈に疲れたのだけれども、なんだかんだで色々と発見もあったし、
こういう馬鹿もたまにはよいものだなと感じた4時間半であった。

でも、しばらく長距離を歩くのはごめんだなとも思う(笑)
by syohousen | 2009-08-20 14:44 | つれづれと
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