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夏から秋の狭間のこの感じ

自分は、今くらいの時期の夜の空気がとっても好きだ。

聞こえてくる虫の声も徐々に秋の色へと移行しつつあるため
その色彩豊かな合奏の色は非常に心地好いものとなってきつつあり、
暑さの方もまだまだ健在ではあるが、夜風の質がだいぶ変わってきているため
逆にその暑さがいいコントラストとなって気持ちがいい。


ただ「暑い」とか「虫の音が聞こえてきているな」とかいうように
非常にざっくりとした大きな括りで身の周りの現象を捉えてしまうのは、
とってももったいないことなのではないかなと思ってしまう。

たとえ「気温」や「湿度」という数字上の目盛りだけをとってみれば同じ状況だとしても、
その暑さの質は毎日違うし、それを取り巻く環境も日々変化している。


そういった何気ない変化を味わうことができるようになれば、
だいぶ世の中が楽しくなってくるような気もするのだが、、、どうなんだろうか。

まあ、人はそれだけでは生きてはいけないのも分かるが、
そういう感動のない人生というのも、何かこう、味気なくて自分は好かない。
by syohousen | 2009-08-17 11:49 | つれづれと
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