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違った目線で見てみれば、

この時期、朝走っている時や自転車での移動中にとても厄介になってくるものがいる。

それは、顔の高さくらいで飛び回っている小さな虫の群れである。

目にも口にも容赦なく飛び込んでくるので、
視界を遮られたり呼吸を妨げられたりして本当に頭にくる。

だいたい、自らの生命に関わる問題なのだから、
野生の本能によってもう少し生命を守るためのセキュリティ機能のようなものが
働いてくれてもいいのではないかとよく思っていた。


が、しかし、その考えはM県知事であるH知事のブログを
読んだ際に改められることとなった。

H知事も毎日走っているらしいのだが、
その際に自分同様虫が目や口に入ってくるとのことで、
虫にもコウモリのような危険回避の機能を持ってほしいと書いてあった。

が、それに続けて、「でも、もし虫がコウモリのような機能を持っていたら、
虫を餌にしている生き物にとっては死活問題である。」とも書いてあり、
なるほど!と、思わず膝を叩いて納得してしまった。

いかに自分が人間目線で物事を見ているのかを思い知らされた気がする。


自然はよくできているものだ。

ただ、そうはいっても辛いものは辛いので、
これからも目や口に虫が入ればやっぱり頭にくると思う(苦笑)
by syohousen | 2009-06-18 07:27 | つれづれと
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