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「出会い」は日常に溢れている

「出会い」というものは、実は日常生活の中に溢れている。と、思う。

問題は、それをどれだけキャッチできるかどうかだ。

例えば、スポーツで感動した時とか、印象的なニュースを知った時、
または映画や音楽や小説や漫画などの作品に触れて感銘を受けた時、、、

もしそういった時に、それらのものから何かしらの影響を受けることによって
「よし、自分も動いてみよう!」という衝動が生まれ、
その衝動を元にして実際の行動に移すようなことがあったならば、
それはもう立派な「出会い」なのではないかと自分は思う。


つまりは、物理的に人と会い、
それによって知り合いが増えるという現象だけが
「出会い」なのではないということである。

逆に言えば、どんなに素敵な人・ものに触れることができたとしても、
それによって自分の中に何の変化も生まれないようであれば、
それは「出会い」とは言えないのではないか、ということでもある。


「出会い」というものは、自分の力の及ばないところからやってくる
言わば運命のようなものに左右される受け身のものだと
考えられがちではあるが、実は「出会い」にとって本当に大切なのは
「自分自身で如何にしてアンテナを張り巡らせるか」ということなのではないか。


ほんの些細な現象も逃さずに、
それらを他人事としてではなく我が事として捉え、
これからの自分に繋げられるよう具体的に動いてみることこそ、
より沢山の出会いに恵まれるコツなのかもしれない。


「自分にはいい出会いがなくて、、、」と嘆いている人。
それは「出会いの機会に恵まれていない」のでは決してない。

「出会いの卵」とでも言うべき機会は求めていけばいくらでもある。
ただ、それらを「出会いに繋げられない」というだけのことなのだと思う。
by syohousen | 2009-04-27 09:02 | つれづれと
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